おかゆの胆石闘病2018

2018年9月~胆石の治療開始!

開始

どうやら胆のう炎という炎症は点滴から抗生物質を入れ、絶食して治療するらしい。
だから帰れないと……幸いにも、泊まりの留守番で生活に必要なものや暇潰しはバッグにまとめてあった。
なので足りないものは親が持ってきてくれることになる。わたしは一旦帰るのも許されなかった……。

初めての入院が決まって、さすがにしょんぼりしてた。なんか帰れないし……。家で待ってるであろう犬にあいさつも出来ない😔

入院の書類を記入する。目の度数とかも聞かれるのね。
それが終わると看護士に連れられて処置室へ。
入院前の心電図、感染症確認の採血、着替えをする。わたしは血管が細くてさらにびびりなので、この採血はつらかった……鼠径部の血管はめちゃくちゃ分かりづらかったようで、爪であとをつけられたり失敗したりした。

歩けるけど、車椅子で病棟まで移動。
初めての車椅子はちょっと楽しかった。
部屋は六人部屋だけど、連休の中日だからか、同室の方は外泊していたので1人! ラッキー😃
当直の医師から病状の説明があったものの、ベッドに寝かされたら疲れちゃったし点滴あったしで面倒になったので、親に聞いてきてもらう。笑
まあこのあといろいろ検査するし、いいかなと思った。

説明が終わると、親は荷物をとりに帰った。
わたしはベッドでぼんやりしている。なんだかんだ、昼過ぎに病院にきてもう19時だったと思う。
もともと眠れないし眠ろうとは思わなかった。
荷物を届けてもらって、親は帰り、本当に一人になる。

大変な一日だった……。
ぼんやりしてると突然電気が消えてめちゃくちゃびびる!
……消灯か。

ずっと起きてたけど、看護士さんは夜中も様子を見に来たり、点滴を変えたり大変ね。本当に立派な方々だなと思った。
あと思ったより優しい。もっと冷たくて、淡々とこなすんだと思ってた。ある意味接客業みたい。接客業してたから、ちょっと嬉しくなる。

治療が始まったわけだけど、休日でまだ主治医も決まっていないので、ひとまず抗生物質+絶食の幕開け。お水飲みたい。

入院

車で救急外来にかかることになったわたし。。
日曜ということもあり、たくさんの患者さんが待っていました。
それでも救急にかかってしまった後悔はあまりなくて、安心感が強かったです。

やがて内科に呼ばれ、診察スタート。
問診→触診をして、やはり右脇腹が痛い😞💥叩かれるとあんなに痛いとは……!

一通り検査しましょうということで、採血、採尿、レントゲンをして、また待合室に。(採血のついでになんか点滴もしたな。でも補水的なバッグだった……痛み止めじゃないんかーいと思ってた)

また診察室に呼ばれると、アレッあんなに待ちに待っていたエコーの機械が置いてあるじゃないですか!!!!
受けたことはないけど、見た瞬間エコーだってわかった。
ゼリーでヒヤヒヤされて、医師はうーーんとか言いながらぐりぐりしてる。
また待合室に戻る。

もう一度呼ばれ、胆のう炎の疑いがあるのでCTしましょうとなる。造影剤の同意書にサインする。なんだか大事になってきた。
造影剤は熱くて動悸がしてすごく不安になり、看護士さんに本当に大丈夫ですか?! と聞きながらスキャンをされていく……。
そしてまた結果待ち。

同じタイミングで来院したひとたちが呼ばれ、診察室で診断結果を言われてるのがうっすら聞こえる。そんな聞いてはいないけど。
みんな薬処方されたりしてるっぽくて、帰っていく。
わたしの結果はまだかねーって話ながら待ってると、なぜか診察室から医師が出てきた。なんかこっちにくる。

おかゆさん、石のない初期の胆のう炎なんですが、この場合手術で摘出した方がいいんです。いまから外科の先生と治療方針話し合うので、もう少し待っててください」

手術?
というか、そんなこと廊下で言う?(*_*;

母と色んな意味で??? となりながら待っていると、外科の先生も登場。
ようやく診察室に呼ばれるので、今度は母も連れて中へ。

外科の先生は、緊急手術ということで3日以内の手術or様子を見てさらに検査をしてから手術の選択を突然投げ掛けてくる。
緊急の方は、中の状態が分からないから開腹の確率が上がるとも。

いきなりそんなこと言われても~~~!
とりあえず待合室で母と話し合い、様子見て手術だよね、と決まる。

医師にその意思を伝えると、母が聞いた
「今日は抗生物質とかいただけるんですよね?」

医師はぽかんとして答える
「いえ、どちらにせよ入院です」

????
聞いてないぞーーー!

こうして、胆のう炎での緊急入院が決まった。

救急

検査まであと数日の2018年9月23日。
この日はべつに住んでいる身内から泊まりで留守番を頼まれており、自宅ではなくそちらの家にいました。

右脇はずっと痛くて食欲はないし、ないというか、痛いから凝ったものは作りたくないし思いつかない……
ので、流水麺を松茸のお吸い物(粉末)と温泉卵で和えた簡単な夕飯を済ませます。
そのくせに何を思ったのかデザートにチョコモナカジャンボをばりばりと。。。

もともと入眠はうまくいかないので、3時くらいまでPCで動画を観たりして過ごしていました。
その前後数分でしょうか、あまり脇腹の痛みが気にならなかったんです。あ、なんかラクかもー体勢変えようーと、治まったのをいいことに、うつ伏せの体勢でまたネットサーフィン('';)(はよねろ)

そしてうつ伏せで過ごして一時間ほど経ったころ、なんだか吐き気がする……脇腹もめちゃめちゃ痛い!
痛いのと吐き気のダブルパンチに耐えられないわたしは、指を洗ってお手洗いへ……。
指で「おえ」をしようと思ったのですが、なんだかこわくてできない……そのうちに自然に吐きました。苦かったので胆汁かな? と思いつつ、いろいろすっ飛ばして胆汁ということはこれが胆のう炎では?! とまた検索をする。(なぜ……)

救急で来て下さいの言葉通り、行こうか……いや、この程度の痛みだとほかの救急の方の迷惑になる……いやめっちゃ痛いから行こうか……いやいやほんとにこれって緊急性高いの?

ぐるぐるぐるぐる悩んでるうちに、朝5時になってました。
留守番で頼まれていた家事などを開始すると、なんとか気が紛れます。諸々終えた頃には、痛みに耐えた疲労で眠くなってしまい……9時くらいかな、一時間くらいスッと寝てました。

仮眠から目が覚めてもまだ痛い……
それでもまだまだわたしは悩みます。とにかく自分が軽症だったとき、ほかの方の診察時間を奪うことになってしまう。それがどうにも引っ掛かって。

悩んだ末、親に相談しようと電話をしました。(ここで我慢しなさいって言われるかなーと思った)

「あの、明け方からずっと痛くて……」
「救急で行こうか」

親は即断即決でした。

本当は歩くのもしんどかったのですが、一回家に帰ってきなさいと言われたので、荷物をまとめて自宅(徒歩5分)へ向かいます。
たいした荷物もない5分程度の道が本当に本当に遠くて……よたよたと歩いていると、親から着信が。

「もう車出したから、行きながら拾うよ」

助かった!
目印になる場所で合流し、病院へ運ばれるだけの人になります。歩くのがあんなにしんどいとは思わず。


こうしてわたしは検査日を無事に迎えることもなく……救急外来にかかるのでした。

経緯

入院して一週間経ってしまったので、この7日間を振り返ろうと思います。いやそれよりもっと前から振り返った方がいいかも。

思い返せば2018年5月~6月頃、みぞおちがとても痛くて眠れないことが一回二回? くらいあった。
当時は痛いみぞおちを抱きながら、ベッドでごろごろして携帯で検索をした。
とにかくみぞおちが痛い→という認識が強くて、まあ胃痛なのか。。という結論に至ってむりやり眠ってやり過ごしているうちに忘れたんだと思う。

2018年7月、これも思い返せば……という話。
ピザを食べた日にみぞおちが痛くて吐いたんだった。
お酒も飲んでたから、まさかそんな膵炎……? なんて思いながらまた寝た。笑

2018年8月頭。やっぱりみぞおちが痛くて吐いた。
かなり痛くて、朝になっても治まらない! 痛い痛いとややキレながら、朝イチで母に連れられて内科の診察を受ける。
問診と触診で急性胃炎ですねという話になる。このとき、わたしはフリーランスからもう一度どこか勤めに出たいと就活をしていたので、精神的なものかと納得。

吐き気止めを処方。かなり吐いていたのでこれで楽になる。
安心して就活を再開した。

8月下旬。みぞおち痛が再来。プラスして背中も痛い。
今回は吐かなかった。でも背中の痛みが気になったので、また内科へ……。
みぞおちと背中ということで、胸の心配を払拭しようということに。(わたしもこれはこわかった)
胸のレントゲン、心電図、血液検査を受けて心臓関連の疑いは晴れて安心する(*´-`)

前回の続きかなー心配だったら胃カメラ受ける? 様子見る? と聞かれる。
胃の痛み止めを出してくれるということで、これで痛くなったらまた来ますと様子見を選択する。
(このときに胃カメラを頼めばよかったんだ……)

今度こそこれで安心だと痛み止め生活を始める。
みぞおちの痛みはなくなった。

……なくなった、けど。
なんか背中と右脇腹の痛みが残ってませんか……。

だましだまし暮らしてたけど、右脇腹の痛みに悩まされ、9月中旬諦めてまた内科へ。三顧の礼です。
胃カメラとエコーの予約をする。予約はさらに一週間後の9月26日、さらに検査結果は10月2日!
もうそろそろ勤務先も決まりそうで、10月から憂いなく働きたかったなあと思いながらも腹をくくります。

帰り際、先生にあまりに痛かったら胆のう炎の可能性があるので救急で来て下さいと言われる。
そんなことにならないといいなと願いながら帰る。

その願いは叶わないのだった……

発起

胆石のため入院しております。進行形です。(2018/09/30)
今回の入院にあたり諸先輩患者さまのブログが大変役に立ち、励まされました。

入院一週間が経ち、備忘録、そして少しでもお役に立てたらとこちらを綴ることにいたしました。